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原油先物横ばい、中東情勢や米在庫増など強弱材料が交錯

ロイター / 2024年4月10日 10時49分

アジア時間の原油先物は横ばいで推移。パレスチナ自治区ガザの休戦協議を巡る不透明感から供給逼迫の懸念があるが、米原油在庫の予想以上の増加で打ち消された。写真は1月15日撮影(2024年 ロイター /Dado Ruvic/Illustration)

Arathy Somasekhar

[10日 ロイター] - アジア時間の原油先物は横ばいで推移。パレスチナ自治区ガザの休戦協議を巡る不透明感から供給逼迫の懸念があるが、米原油在庫の予想以上の増加で打ち消された。

0010GMT(日本時間午前9時10分)時点で北海ブレント先物は横ばいの1バレル=89.42ドル。米WTI先物は0.02ドル高の85.25ドル。

イスラム組織ハマスは9日、イスラエルの停戦案がパレスチナ諸派の要求を一つも満たしていないとする声明を出した。ただ、提案内容を検討し、仲介国に回答を示すとした。

イスラエルとハマスの紛争が続けば石油輸出国機構(OPEC)第3位の生産国でありハマスを支援するイランなどを巻き込む危険性があることが市場で意識されている。

一方、市場筋によると、米石油協会(API)が発表した週間統計で原油在庫は303万バレル増加した。市場予想の240万バレル増を上回った。

米エネルギー情報局(EIA)は2024年の米原油生産が28万バレル増の日量1321万バレルになるとの見通しを示し、従来の予想から2万バレル引き上げた。ただ、年間の北海ブレント平均価格予想は87ドルから88.55ドルに変更した。

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