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中国車の対ロ輸出、西側制裁で急増 生産現地化も=汽車工業協会

ロイター / 2023年9月11日 18時49分

9月11日、中国汽車工業協会は、西側諸国の対ロシア制裁で中国車の需要が拡大していると指摘、制裁が続く限り需要の急増が続く可能性があるとの見方を示した。上海自動車ショーで4月撮影(2023年 ロイター/Aly Song)

[北京 11日 ロイター] - 中国汽車工業協会は11日、西側諸国の対ロシア制裁で中国車の需要が拡大していると指摘、制裁が続く限り需要の急増が続く可能性があるとの見方を示した。

中国の自動車メーカーはロシアでの組み立てや生産の現地化も目指しているという。同協会の許海東・副総工程師が記者団に述べた。

許氏は「ロシア市場には依然として莫大な需要があるが、必ずしも輸入だけに依存しないだろう」とし「中国からロシアへの自動車輸出は今後2─3年、旺盛な需要が続き、その後、中国の自動車部門はロシア市場で現地化を進める可能性が高い」と述べた。

同協会のデータによると、ロシアは今年1─7月に中国車の輸出先トップで、46万4000台が輸出された。2位はメキシコで22万4000台だった。

昨年1年間では、メキシコが25万4000台で首位。ロシアは16万2000台で5位だった。

分析会社オートスタットのデータによると、ロシア市場での輸入中国車のシェアは49%。ウクライナ戦争前の2021年6月はわずか7%だった。中国企業は西側メーカーが撤退した工場を引き継ぎ、ロシアで自動車の組み立ても行っている。

中国の自動車市場は世界最大規模だが、競争の激化や国内需要の低迷を受けて海外進出を目指す中国企業が増えている。

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