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商船三井株は一時3%超安、インド洋モーリシャス島沖での貨物船座礁で

ロイター / 2020年8月11日 9時43分

8月11日、商船三井は反落し3%超安での推移となっている。写真は10日、モーリシャスで座礁した貨物船(2020年 ロイター/Dev Ramkhelawon/L'Express Maurice)

[東京 11日 ロイター] - 商船三井<9104.T>は反落し3%超安での推移となっている。岡山県の長鋪(ながしき)汽船の関連会社が保有・管理し、商船三井が運航する大型ばら積み船「わかしお」が、7月25日にインド洋のモーリシャス島沖で座礁し、船体の亀裂から燃料が流出したことが嫌気されている。

モーリシャスのジャグナット首相は8月6日に環境緊急事態宣言を出し、国際支援を要請。10日には破損した燃料タンク1基からの流出は止まったが、まだ他の燃料タンク2基に2000トンの重油が残っているとした上で「船体に複数の亀裂が確認されており、非常に深刻な事態に直面している。最悪のシナリオに備えるべきで、船体がいずれ崩壊することは明白だ」と語った。

長鋪と商船三井は9日に会見し、およそ1000トンが流出した可能性があることを明らかにした。商船三井の小野晃彦副社長は会見で、「風光明媚なコーラルリーフのエリアでもあり、野鳥の保護区も近くにある。深刻にとらえている」と語った。燃料の流出を最小限に抑えるとともに、油の除去に取り組む考えを示した。

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