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今年のジャクソンホール会合、テレビ会議方式で開催へ

ロイター / 2020年6月12日 9時34分

 6月11日、米カンザスシティー地区連銀は、ワイオミング州の避暑地、ジャクソンホールで例年、世界の中央銀行首脳らを集めて開催している経済シンポジウムについて、今年はテレビ会議方式で開くと発表した。写真はパウエルFRB議長(左)とカーニー英中銀総裁(当時)、昨年8月撮影(2020年 ロイター/Jonathan Crosby)

[11日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀は11日、ワイオミング州の避暑地、ジャクソンホールで例年、世界の中央銀行首脳らを集めて開催している経済シンポジウムについて、今年はテレビ会議方式で開くと発表した。

テレビ会議は8月27─28日に「今後10年の進路:金融政策にとっての意義(Navigating the Decade Ahead: Implications for Monetary Policy)」というテーマで開かれる。

市場関係者の注目度が高い同シンポジウムは1982年以降、ジャクソンホールで開催されてきた。ただ、同連銀は4月に、毎年会場に使われる施設から新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年のシーズンは営業できないとの連絡があったと明らかにしていた。

カンザスシティー地区連銀によると、シンポジウムには、各国の中銀首脳や米連邦準備理事会(FRB)当局者、研究者や民間部門の一部エコノミストなどが参加し、一般向けにライブでストリーミング配信されるという。

この経済シンポジウムは、1982年に渓流釣りを趣味とした当時のボルカーFRB議長の出席を期待して、開催地がジャクソンホールに移された。

2007─09年の金融危機以降、FRB議長が基調講演で金融政策運営の方針転換のシグナルを送ったり、経済見通しを示したことがあり、市場の注目を集めている。

*内容を追加して再送します。

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