1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

中国のフィリピン軍攻撃、米国に条約上の防衛義務=米国務長官

ロイター / 2021年7月12日 13時32分

米政府は11日、中国に対し、南シナ海でフィリピン軍を攻撃すれば、米国のフィリピン防衛義務を定めた1951年の米比相互防衛条約が適用されることになると改めて警告した。2014年3月撮影(2021年 ロイター/Erik De Castro)

[ワシントン 11日 ロイター] - 米政府は11日、中国に対し、南シナ海でフィリピン軍を攻撃すれば、米国のフィリピン防衛義務を定めた1951年の米比相互防衛条約が適用されることになると改めて警告した。

ブリンケン米国務長官が、南シナ海の中国の権利主張を退けた仲裁裁判所の判断から5年を迎えるのに際し、声明を出した。

中国は南シナ海のほぼ全域の領有権を訴えており、ブルネイ、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムと主権争いを繰り広げている。

中国は9日、仲裁裁の判断は受け入れていないと改めて表明した。

ブリンケン氏は、トランプ前政権が昨年7月に示した、中国の海洋権益に関する主張を否定する米政府の方針を確認。「われわれはまた、南シナ海でのフィリピン軍部隊や公船、航空機への武力攻撃は、米比相互防衛条約第四条の下で、米国の相互防衛義務の適用につながると確認する」とした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください