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米国株式市場=まちまち、主要経済指標の発表控え

ロイター / 2024年8月13日 6時43分

米国株式市場はまちまちで取引を終えた。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国株式市場はまちまちで取引を終えた。投資家は米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の先行きを見極めるため、週内に発表される米消費者物価指数(CPI)など経済指標の発表を待つ姿勢を見せている。

ダウ工業株30種が反落した一方、S&P総合500種とナスダック総合は小幅に続伸した。

中小型株で構成するラッセル2000は0.9%安。

市場は14日発表のCPIや、小売企業の決算で消費者の需要を見極めようとしている。

また、15日に発表される7月の小売売上高が弱い内容となれば、消費減速やリセッション(景気後退)の可能性を巡り不安が再燃する恐れがあるとみられている。

ウォルマートやホーム・デポの決算発表も週内に控える。

センター・アセット・マネジメントのジェームズ・アベイト最高投資責任者は「特に直近の統計で失業率が上昇したことを踏まえると、小売り決算は消費者の健全性を測るもう一つの指標になる」と指摘。また「CPIが予想を上回れば市場にとって大きな失望になり得る」と述べた。

個別ではスターバックスが2.58%上昇。物言う株主のスターボード・バリューがスターバックスの株式を保有し、同社に株価改善に向けた措置を取るよう求めていると伝わった。

地銀キーコープは9.1%急伸。カナダのスコシアバンクが28憶ドル相当を出資することで合意した。

一方、ハワイアン・エレクトリックは14.45%急落。継続企業の前提に疑義があると明らかにした。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.46対1の比率で上回った。ナスダックでも1.54対1で値下がり銘柄が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 39357.01 -140.53 -0.36 39556.01 39587.06 39251.72

前営業日終値 39497.54

ナスダック総合 16780.61 +35.31 +0.21 16793.64 16895.79 16699.39

前営業日終値 16745.30

S&P総合500種 5344.39 +0.23 +0.00 5351.88 5371.20 5324.37

前営業日終値 5344.16

ダウ輸送株20種 15248.70 -85.83 -0.56

ダウ公共株15種 1000.91 +3.58 +0.36

フィラデルフィア半導体 4743.82 +34.37 +0.73

VIX指数 20.71 +0.34 +1.67

S&P一般消費財 1394.63 -5.05 -0.36

S&P素材 555.67 -2.41 -0.43

S&P工業 1046.04 -5.21 -0.50

S&P主要消費財 844.01 -4.25 -0.50

S&P金融 700.40 -3.47 -0.49

S&P不動産 260.55 -1.69 -0.64

S&Pエネルギー 689.76 +3.36 +0.49

S&Pヘルスケア 1739.59 -6.82 -0.39

S&P通信サービス 294.64 -1.85 -0.62

S&P情報技術 4052.27 +37.11 +0.92

S&P公益事業 374.07 +0.61 +0.16

NYSE出来高 8.61億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 35620 + 570 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 35545 + 495 大阪比

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