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ガザでの国連職員殺害、説明責任問われるべき=国連事務総長

ロイター / 2024年9月12日 12時4分

 9月11日、国連のグテレス事務総長(写真)は、ロイターのインタビューに応じ、パレスチナ自治区ガザで人道支援を行う国連職員が殺害された事件に関する説明責任が問われていないことは「まったく容認できない」と述べた。写真はインタビューに応じる同事務総長。米ニューヨークで撮影(2024 ロイター/David 'Dee' Delgado)

Michelle Nichols

[国連 11日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は11日、ロイターのインタビューに応じ、パレスチナ自治区ガザで人道支援を行う国連職員が殺害された事件に関する説明責任が問われていないことは「まったく容認できない」と述べた。

ガザのイスラム組織ハマスに対するイスラエルの軍事作戦については「国際人道法の非常に重大な違反」があり、有効な民間人保護がなされていないと指摘。

「ガザで起きていることは、まったく容認できない」と強調した。

国連によると、ガザで300人近い人道支援団体の職員が殺害されており、国連職員がその3分の2強を占める。グテレス氏は、効果的な調査が行われ、説明責任が問われる必要があると指摘。 法廷の決定も尊重されていないとした。

オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は7月にイスラエルによるパレスチナ占領政策の即時終結を求める勧告的意見を出した。国連総会(193カ国)は来週、イスラエルに6カ月以内にICJの勧告に従うよう求める決議案の採決を行う公算が大きい。

グテレス氏は1年前に国連本部でイスラエルのネタニヤフ首相と会談したが、ハマスが昨年10月7日にイスラエル奇襲攻撃を実施して以降、直接会談していないという。ネタニヤフ氏が「電話に出なかったからだ」とし、国連総会で再び会談を求められれば応じる考えだと語った。

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