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グーグルのAIモデルを調査、EUデータ巡り アイルランド当局

ロイター / 2024年9月12日 13時16分

9月12日、欧州連合(EU)加盟国アイルランドのデータ保護委員会(DPC)は米アルファベット傘下のグーグルが人工知能(AI)モデルを開発する際にEU域内ユーザーの個人情報を適切に保護したかどうかについて調査を開始した。写真はグーグルのロゴ。ドイツの見本市で4月撮影(2024年 ロイター/Annegret Hilse)

[ダブリン 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)加盟国アイルランドのデータ保護委員会(DPC)は12日、米アルファベット傘下のグーグルが人工知能(AI)モデルを開発する際にEU域内ユーザーの個人情報を適切に保護したかどうかについて調査を開始した。

アイルランドには米国の大手インターネット企業の多くがEU事業の拠点を置ている。

調査の対象は生成AIの基盤となるグーグル独自の大規模言語モデル「PaLM(パーム)2」。

DPCは「この法定調査はEU/EEA(欧州経済地域)の規制当局と連携し、AIモデルやシステムの開発における域内の個人データ処理を規制する取り組みの一環だ」と説明した。

旧ツイッターのXは8日、アイルランドの裁判所が開いた審理で、EU域内のユーザーから収集した個人データを一定期間は人工知能(AI)の訓練に利用しないことで合意した。

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