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イスラエル、ガザとレバノンで白リン弾使用 国際人権団体が指摘

ロイター / 2023年10月13日 11時47分

 10月13日、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は、イスラエルがパレスチナ自治区ガザとレバノンでの軍事作戦で白リン弾を使用していると非難した。写真はガザで11日撮影(2023年 ロイター/Mohammed Salem)

[エルサレム 13日 ロイター] - 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は12日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザとレバノンでの軍事作戦で白リン弾を使用していると非難した。

白リン弾は戦場で煙幕を張ったり、照明にしたりする目的で使用される。国際諸条約では化学兵器として禁止されていないものの、火災を起こしたり深刻な火傷を負わせたりする可能性がある。

HRWは10日にレバノンで、11日にガザで撮影された動画を検証し、「砲撃された白リン弾の複数回の空中爆発」を示すものだと指摘した。

白リン弾は特定通常兵器使用禁止条約の議定書IIIでは焼夷兵器と見なされている。同議定書は民間人の中に位置する軍事目標に対して焼夷兵器を使用することを禁じているが、イスラエルは署名しておらず、拘束されていない。

イスラエル軍は「現時点で、ガザで白リンを含む兵器の使用を把握していない」とし、レバノンでの使用に関するHRWの指摘についてはコメントしなかった。

ロイターはHRWの指摘内容を独自に検証することができなかった。

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