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世界の若者失業率、15年ぶり低水準の13% 経済成長が堅調

ロイター / 2024年8月13日 9時56分

 8月12日、国際労働機関(ILO)が発表した若者の雇用動向に関する2024年版報告書によると、23年の世界の15―24歳の失業者数は計6490万人にとどまり、失業率は13%と15年ぶりの低水準になった。写真はインド・プラヤーグラージでの就職試験対策の授業。6月21日撮影(2024年 ロイター/Sahiba Chawdhary)

[チューリヒ 12日 ロイター] - 国際労働機関(ILO)が12日発表した若者の雇用動向に関する2024年版報告書によると、23年の世界の15―24歳の失業者数は計6490万人にとどまり、失業率は13%と15年ぶりの低水準になった。

新型コロナウイルス感染のパンデミック(世界的大流行)後に経済成長が世界的に総じて堅調だったためで、若者の労働需要が高まった。ILOは24、25年の失業率が12.8%に改善すると予測している。

一方で、アラブ諸国はコロナ危機以前の高い失業率の傾向が23年も続いた。東アジアと東南アジア・太平洋の両地域ではコロナ危機前の速い経済成長ペースが鈍化に転じ、失業率がコロナ危機前年の19年よりも上昇した。

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