インド競争委員会、アマゾンとフリップカートの独禁法違反を認定
ロイター / 2024年9月13日 9時41分
9月12日、インド競争委員会(CCI)は、アマゾン・ドット・コムと、ウォルマート傘下のフリップカートに対して行っていた独占禁止法違反を巡る調査で、いずれも自社のウェブサイト掲載などで特定の出店者を不当に優遇していたとの判断を示した。写真はアマゾンとフリップカートのロゴのイメージ。2021年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
Aditya Kalra
[ニューデリー 12日 ロイター] - インド競争委員会(CCI)は、アマゾン・ドット・コムと、ウォルマート傘下のフリップカートに対して行っていた独占禁止法違反を巡る調査で、いずれも自社のウェブサイト掲載などで特定の出店者を不当に優遇していたとの判断を示した。ロイターがこのほど報告書の内容を確認した。
調査は2020年、8000万の小売業者を代表する全インド商業連盟(CAIT)の系列団体による申し立てをきっかけに開始された。
報告書は8月9日付でアマゾンとフリップカートそれぞれについて策定され、両社ともに優遇した出店者の検索順位が他の出店者より高くなる仕組みを創出し、独占禁止法違反があったとの結論が示されている。
インド国内では、ネット通販の大幅な値引きを展開するアマゾンやフリップカートに対して、中小の小売業者から事業苦戦の原因として批判が続いている。
独禁法違反を否定してきた両社は今後、報告書の内容を精査し、CCIが制裁金支払い措置などを最終決定する前に反対意見を提出するとみられる。
CAITはロイターに宛てた声明で、CCIの判断について歓迎すると表明し、報告書を吟味した上で政府とともにこの問題をより大きく取り上げていくと述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1森田剛「グルメ番組で食べず炎上」への強烈な違和感 演者以上に、放送した番組サイドに募る"懸念"
東洋経済オンライン / 2024年9月12日 20時20分
-
2近所の「無人餃子店」が閉店続きです。スーパーより「コスパ」が良いと思い利用していたのですが、あまりもうからないのですか? なぜ“大量閉店”しているのでしょうか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年9月10日 4時30分
-
3「悪しき"昭和の組織文化"」は"職場を殺す"大問題 「古い価値観」を引きずったままの経営陣では…
東洋経済オンライン / 2024年9月13日 9時0分
-
4100円で売買する「空き家バンク」制度、魚津市が開始…無償譲渡にならず不動産業の仲介で「双方に安心感」
読売新聞 / 2024年9月13日 8時0分
-
5時間帯によって「クレジットカード」の支払いを禁止する飲食店があるのはなぜ? れっきとした「ルール違反」ですよね?
ファイナンシャルフィールド / 2024年9月11日 4時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください