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午前の日経平均は反落、円高が重し 連休前の調整も

ロイター / 2024年9月13日 11時56分

 9月13日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比326円17銭安の3万6507円10銭と、反落した。写真は株価モニターの前を歩く人。都内で昨年3月撮影(2024 ロイター/Issei Kato )

Hiroko Hamada

[東京 13日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比326円17銭安の3万6507円10銭と、反落した。為替の円高基調が重しとなったほか、前日の大幅高の反動もあり売りが優勢となった。三連休を控えてポジション調整の売りが出たとの指摘も聞かれた。

日経平均は前営業日比49円高と小幅高でスタートした後、すぐにマイナス転換し、軟調地合いとなった。ドル/円が141円前後と前日の午後3時時点に比べて円高方向に振れ、自動車株や保険株などが売られた。来週の日米の金融政策イベントを前に、手掛けにくさも意識された。日経平均は前引け直前に331円安の3万6502円27銭で安値を付けた。指数は軟調だった一方、個別材料を手掛かりにした買いも入るなど、一部の銘柄は堅調だった。

フィリップ証券のアナリスト・笹木和弘氏は「日米の金融政策イベントのほか、自民党総裁選の結果を確認するまでは日本株は上値の重い展開が続きやすい」と指摘する。月末までは、日経平均は3万5000円程度まで下押しする可能性もあるとみている。

一方、高配当株への買いは期待できるとして、バリュー(割安)株が底堅く推移するのではないかという。

TOPIXは0.84%安の2570.71ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆5229億3600万円だった。東証33業種では、海運、鉄鋼、鉱業など4業種が値上がり。ゴム製品、保険、電気・ガスなど29業種は値下がりした。

個別では、主力のトヨタ自動車が1%超安。東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングスも値下がりした。指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループもそれぞれ1%超安だった。半導体株はまちまちで、アドバンテストが小幅高、東京エレクトロンは小幅安だった。

一方、川崎重工業が6%超高、三越伊勢丹ホールディングスが5%超高と堅調だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり377銘柄(22%)に対し、値下がりが1206銘柄(73%)、変わらずが60銘柄(3%)だった。

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