世界のEV販売、2024年は25%増 インセンティブで中国販売が拡大
ロイター / 2025年1月14日 11時39分
2024年の純電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車の世界販売台数は、前年比25%増の約1700万台となった。写真は2024年12月、ドイツのハノーバーで撮影(2025年 ロイター/Fabian Bimmer)
Alessandro Parodi
[14日 ロイター] - 2024年の純電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車の世界販売台数は、前年比25%増の約1700万台となった。
24年12月の販売台数は4カ月連続で過去最高を更新し、中国の市場は引き続き拡大し、欧州でも販売が安定した。
調査会社ロー・モーションによると、インセンティブと排ガス規制は中国のEV販売を後押しし、英国がドイツを抜いて欧州最大のEV市場になるのを支援した。
中国のEV販売が伸び悩み、欧州で新たな排出量目標が始動し、米国のトランプ次期政権下で政策変更の可能性が浮上する中、EV各社は25年を変革の年と考えている。
完全EV車とプラグインハイブリッド車の12月の世界販売台数は、前年比25.6%増の190万台だった。
中国の販売台数は36.5%増の130万台で、24年全体では1100万台に達した。
米国とカナダの12月のEV販売台数は前年比8.8%増の19万台だった。欧州は0.7%増の31万台を記録。その他の地域は前年比26.4%増加した。
市場調査会社ロー・モーションは「ドイツでの補助金打ち切りは欧州市場全体に壊滅的な影響を与えたが、仮に米国が追随すればここでも同じことが起こるかもしれない」と指摘。ロー・モーションのデータマネージャー、チャールズ・レスター氏は10月末の欧州連合(EU)による関税導入後の11月のデータについて、中国製の主要EVモデルの販売に明確な落ち込みはなかったと語った。
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