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米国株式市場=S&P小幅高、ナスダックは下落 CPIに注目

ロイター / 2025年1月15日 6時57分

米国株式市場はS&P総合500種がほぼ横ばいとなり、ナスダック総合は下落した。インフレ統計に注目が集まっている。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

Chuck Mikolajczak

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が小幅上昇し、ナスダック総合は下落した。米インフレ統計に注目が集まっている。

株価は終日、プラス圏とマイナス圏を行き来した。この日発表された2024年12月の米卸売物価指数(PPI)の上昇率が市場予想を下回り、インフレに対する過度な懸念が和らぎ、株価は一時上昇した。

ただ、12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を15日に控え、その後株価は下げに転じた。

コモンウェルス・ファイナンシャル・ネットワークのチーフ・マーケット・ストラテジスト、クリス・ファシアーノ氏は「金利とFRBの方向性については本質的に不確実性がある」とし、CPIについて「明日の朝に何が起こるか見極めたい」と述べた。

大手銀行を皮切りに14日から決算発表シーズンが始まる。大手行は増益が見込まれており、S&P500銀行株指数は上昇した。

ゴールドマン・サックスは、14日の決算発表を前に1.52%高。S&P500のバリュエーションは長期平均を大きく上回っており、企業決算が低調となれば株価の上値を抑える可能性がある。

イーライリリーは、肥満症治療薬「ゼプバウンド」の第4・四半期売上高予想が嫌気され、6.59%下落した。

米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁はこの日、トランプ次期政権の政策が米経済に与える影響について、FRB内で「活発な議論」が行われており、インフレもしくは雇用に関する目標のいずれかが軌道から外れれば対応すると言明した。

航空機メーカーのボーイングは24年の年間納入数がコロナ禍以降で最低となったことを受けて2.08%下落した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.81対1の比率で上回り、ナスダックでは値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.39対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は135億8000万株、過去20営業日の平均は157億2000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 42518.28 +221.16 +0.52 42366.42 42544.57 42157.03

前営業日終値 42297.12

ナスダック総合 19044.39 -43.71 -0.23 19207.75 19273.14 18926.60

前営業日終値 19088.10

S&P総合500種 5842.91 +6.69 +0.11 5859.27 5871.92 5805.42

前営業日終値 5836.22

ダウ輸送株20種 16277.74 +209.47 +1.30

ダウ公共株15種 979.15 +14.76 +1.53

フィラデルフィア半導体 5045.95 +25.91 +0.52

VIX指数 18.71 -0.48 -2.50

S&P一般消費財 1811.31 -5.86 -0.32

S&P素材 542.91 +6.66 +1.24

S&P工業 1138.38 +13.01 +1.16

S&P主要消費財 834.09 +0.03 0.00

S&P金融 802.75 +10.17 +1.28

S&P不動産 251.54 +2.20 +0.88

S&Pエネルギー 695.23 +6.48 +0.94

S&Pヘルスケア 1634.37 -15.58 -0.94

S&P通信サービス 339.18 -3.32 -0.97

S&P情報技術 4486.11 -4.49 -0.10

S&P公益事業 384.70 +4.92 +1.30

NYSE出来高 9.93億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 38795 + 295 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 38725 + 225 大阪比

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