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社会に広がる人種差別、経済成長を損ねる=米ダラス連銀総裁

ロイター / 2020年6月15日 9時17分

 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は6月14日、アフリカ系やヒスパニック系米国人に対し社会全体に広がる人種差別は、米国の経済成長を損ねると指摘、多様な人種を包括する経済活動の推進を呼びかけた。2019年10月11日、サンフランシスコで撮影(2020年 ロイター/Ann Saphir)

[ワシントン 14日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は14日、アフリカ系やヒスパニック系米国人に対し社会全体に広がる人種差別は、米国の経済成長を損ねると指摘、多様な人種を包括する経済活動の推進を呼びかけた。

カプラン氏はCBSテレビ番組のインタビューで「全ての人に対して機会を与える、より包括的な経済では、労働人口や生産性の伸びがより速く、経済成長も速い」と指摘し、「国内で最も急速に伸びている人口層は、黒人とヒスパニック系で、彼らが平等に参加できなければ国内経済の伸びは鈍化する」との見方を示した。

新型コロナウイルス対策の行動規制で急上昇した失業率については、低下し始めているとし、今月から雇用の伸びが期待できると説明した。

さらに、失業手当給付などの財政措置が、景気回復にとり重要になるとの見方を示した。

また、米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長はCNN番組とのインタビューで、国内経済が再開する中、「我々は回復段階にある」と述べた。

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