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フィリピン中銀、今週利上げの理由ない インフレ緩和で=財務相

ロイター / 2023年5月15日 14時23分

 5月15日、フィリピンのジョクノ財務相は、国内インフレが減速しているとして、中央銀行が18日の政策決定会合で追加利上げを行う理由はないとの見解を示した。写真はフィリピン中銀のロゴ。マニラで2016年3月撮影(2023年 ロイター/Romeo Ranoco)

[マニラ 15日 ロイター] - フィリピンのジョクノ財務相は15日、国内インフレが減速しているとして、中央銀行が18日の政策決定会合で追加利上げを行う理由はないとの見解を示した。

記者団に利上げ反対の立場をあらためて示した。ただ、私見を述べているだけで、自分は7人の理事会メンバーの一人にすぎないと説明。

「私見だが、利上げ休止派だ。インフレは鈍化し、外貨準備は潤沢で、経常赤字が拡大しているが財政的に制御可能だ。これは景気回復とインフラ支出のおかげだ。したがって利上げする理由がない」と述べた。

フィリピン中銀は、インフレ抑制のため昨年5月以降累計425ベーシスポイント(bp)の利上げを行っている。

ジョクノ氏は、金融政策の効果は遅れて表れるため、利上げの影響はまだ完全に経済に吸収されていないと述べた。

4月のインフレ率は前年同月比6.6%と、3カ月連続で鈍化した。

中銀のメダラ総裁も、特に前月比インフレ率は次回会合で金利を据え置く「一段と強い材料」になっているとの見解を示している。

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