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トランプ氏、エネルギー政策でハリス氏批判 個人攻撃も

ロイター / 2024年8月15日 9時25分

 米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は14日、ノースカロライナ州アッシュビルで演説し、民主党候補のハリス副大統領に対する個人攻撃を繰り返したほか、政策面でも批判を展開した(2024年 ロイター/Jonathan Drake)

Gram Slattery Jonathan Drake

[アッシュビル(米ノースカロライナ州) 14日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は14日、ノースカロライナ州アッシュビルで演説し、民主党候補のハリス副大統領に対する個人攻撃を繰り返したほか、政策面でも批判を展開した。

11月の大統領選で自身が勝利すれば、連邦所有地を掘削に開放し、パイプラインの認可手続きを緩和するなど物価押し下げに向けた措置を講じるとした。

就任後1年─1年半以内に電力・エネルギー価格を半分に抑えるとも表明。方法には言及しなかったが、バイデン政権が新規許可を停止しているアラスカの北極国立野生生物保護区を含め、石油生産を拡大する考えを改めて示した。

また、ハリス氏がフラッキング(水圧破砕法)禁止を支持していると批判し、この手法が一般的な激戦州ペンシルベニアで同氏にとって大きな足かせになると主張した。

ハリス氏は2019年に民主党の大統領候補を選ぶ予備選で、新規の化石燃料インフラプロジェクトに全面反対の立場を取り、バイデン政権は連邦所有地でのフラッキング禁止を試み、失敗した経緯があるが、ハリス陣営によると同氏はもはや禁止を支持していない。

一方、トランプ氏はハリス氏を「ばか」と呼び、同氏の笑い方について「大きな問題を抱える人の笑いだ」と述べるなど個人攻撃を続けた。

トランプ氏の支持者や献金者、顧問からはこうした攻撃に懸念が上がり、政策面に焦点を当てるべきとの指摘が出ている。

この日の演説では、ハリス氏の出自を巡る発言は控えた。

トランプ氏の献金者で非公式の経済顧問でもあるスコット・ベッセント氏が壇上に上がる場面もあった。ベッセント氏はトランプ氏が勝利した場合に有力な財務長官候補になるとの見方もある。

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