インドのモディ首相、フォックスコン会長と会談 投資計画を協議

インドのモディ首相（写真中央）は１４日、台湾の電子機器受託生産大手、富士康科技集団（フォックスコン）の劉揚偉会長（同左）と会談し、フォックスコンの投資計画について協議した。２０２３年７月、インドのガンジナガルで撮影（２０２４年　ロイター/Amit Dave）

Aditya Kalra

[ニューデリー １４日 ロイター] - インドのモディ首相は１４日、台湾の電子機器受託生産大手、富士康科技集団（フォックスコン）の劉揚偉会長と会談し、フォックスコンの投資計画について協議した。

モディ氏は会談で「将来分野でインドが提供する素晴らしい機会を強調した」とＸに投稿した。「カルナタカ、タミルナード、アンドラプラデシュといった州におけるインドでの投資計画についても素晴らしい議論を交わした」とした。

モディ氏は、フォックスコンがインドに米アップルのｉＰｈｏｎｅを製造する工場を建設し、アップルが中国を越えて南アジアの国々にサプライチェーン（供給網）を拡大することがインドのバリューチェーン向上に役立つと考えている。

フォックスコンを巡っては、ロイターが６月にタミルナド州チェンナイ近郊のｉＰｈｏｎｅ工場で、結婚している女性は独身女性よりも家庭での責任が重いことを根拠に既婚女性を組織的に排除してきたと報じている。