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原油先物が反発、米利下げに伴う燃料需要増期待で

ロイター / 2024年8月15日 11時24分

15日の原油先物価格は反発。米利下げが経済活動や燃料需要を押し上げる可能性があるとの期待を受けた。写真は2020年4月、米テキサス州フリーポートで撮影(2024年 ロイター/Adrees Latif)

Yuka Obayashi

[東京 15日 ロイター] - 15日の原油先物価格は反発。米利下げが経済活動や燃料需要を押し上げる可能性があるとの期待を受けた。ただ、世界的な需要の鈍化に対する懸念が残っており、上値は抑えられている。

0029GMT(日本時間午前9時29分)時点で、北海ブレント先物は0.17ドル(0.2%)高の1バレル=79.93ドル。米WTI先物は0.23ドル(0.3%)高の77.21ドル。両指数ともに前日は1%以上値を下げていた。

野村証券の高島雄貴エコノミストは、14日の原油相場が売られ過ぎだったためアジア市場では調整が見られていると指摘。投資家は来月の米利下げ開始を見込んでいると付け加えた。

高島氏は一方で、世界的な需要、特に中国の需要が伸び悩むとの懸念が根強いとして、原油価格は今後も下押し圧力を受け続けると予測した。

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