インドネシア貿易黒字、7月は23年5月以来最小 輸入急増
ロイター / 2024年8月15日 16時19分
Stefanno Sulaiman Gayatri Suroyo
[ジャカルタ 15日 ロイター] - インドネシア統計局が15日発表した7月の貿易収支は4億7000万ドルの黒字と、黒字幅が市場予想を大幅に下回った。輸出が急ピッチで拡大したものの、輸入が急増した。
ロイターがまとめた市場予想は24億5000万ドルの黒字だった。6月は23億9000万ドルの黒字。
7月の貿易黒字は2023年5月以降で最小だった。
アナリストは、今年の貿易収支について、強い内需を背景に輸入が輸出を上回るペースで増加するため、黒字が縮小すると予想していた。
メイバンク・インドネシアのエコノミスト、ミルダル・グナルト氏は「一般に貿易収支の悪化は、生産・消費面で国内活動が比較的堅調に推移しているサインだと考えている」と述べた。
7月の輸出は前年同月比6.46%増の222億1000万ドル。市場予想の3.85%増を上回った。
パーム油、石炭、鉄鋼の輸出は減少したが、日本・香港・スイスなどへの貴金属・宝飾品の輸出やニッケル製品の輸出が増加した。
7月の輸入は11.07%増の217億4000万ドル。市場予想は0.04%増だった。
燃料、スマートフォン、プラスチック製品の輸入が拡大した。
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