アストラゼネカ、抗がん薬イミフィンジが米FDAの優先審査対象に
ロイター / 2024年8月15日 20時23分
8月15日、製薬大手アストラゼネカは、米食品医薬品局(FDA)が同社のがん治療薬「イミフィンジ」(写真)について、肺がんの中でも非常に悪性度の高い限局型小細胞肺がんの治療薬として、優先審査対象に指定したと発表した。写真はアストラゼネカが2022年6月にロイターに提供(2024年 ロイター/AstraZeneca)
[15日 ロイター] - 製薬大手アストラゼネカは15日、米食品医薬品局(FDA)が同社のがん治療薬「イミフィンジ」について、肺がんの中でも非常に悪性度の高い限局型小細胞肺がんの治療薬として、優先審査対象に指定したと発表した。
ロンドン株式市場でアストラゼネカは4営業日連続で上場来高値を更新した。株価は130.48ポンド、時価総額は約2020億ポンド(約2590ドル)に達し、ロンドン市場でトップの地位を固めた。
アストラゼネカによると、FDAは第4・四半期に承認するかどうかを決定する見込み。
イミフィンジは最近FDAから小細胞肺がんの治療で画期的治療薬の指定を受けており、審査の加速につながるとの見方を示した。
プラチナ製剤をベースとした化学放射線療法を併用しても病状が進行しなかった肺がん患者において、イミフィンジにより全生存期間と無増悪生存期間が改善したことを示すデータが後期臨床試験で得られていた。
今週はアストラゼネカの他のがん治療薬が欧州連合(EU)と中国で承認されている。
米ヘッジファンドのソロスは14日に提出した書類で、アストラゼネカの株式保有を大幅に引き上げたことを明らかにした。
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