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米ウォルマート、四半期業績好調で通期見通し引き上げ 株価急伸

ロイター / 2024年8月16日 1時43分

米小売大手ウォルマートは15日、第2・四半期決算が好調で、通期の売上高と利益の見通しを上方修正した。2023年6月撮影(2024年 ロイター/Siddharth Cavale)

[15日 ロイター] - 米小売大手ウォルマートは15日、第2・四半期決算が好調で、通期の売上高と利益の見通しを上方修正した。引き上げは今年2回目となる。

通期の調整後1株当たり利益を2.35─2.43ドルと予想した。従来は2.23─2.37ドルの上限もしくはそれを小幅に上回るとしていた。通期の連結純売上高の見通しも3.75─4.75%増に上方修正した。従来は3─4%増としていた。

ウォルマートの株価は6%超上昇。今年に入り30.7%上昇し、S&P総合500種指数の14.4%上昇を上回っている。

第2・四半期の1株当たり利益は0.67ドル。LSEGがまとめた市場予想の0.65ドルを上回った。総売上高は前年同期比4.8%増の1693億ドルで、市場予想の1685億3000万ドルを上回った。

高い水準での物価上昇が続いてきたにもかかわらず、個人消費が依然として底堅いことを示唆した。

ウォルマートによると、第2・四半期の売り上げは生鮮食品、特に青果と高品質の肉への高い需要が支えた。また、高所得層の顧客が、家具や家電、衣料品、玩具の売り上げに大きく貢献し、これらの分野の販売拡大につながったと指摘した。

第2・四半期の米国でのオンライン売上高は22%増えた。

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