ガザ停戦協議、16日も継続へ 民間人死者4万人超に
ロイター / 2024年8月16日 6時29分
Andrew Mills Nidal al-Mughrabi
[ドーハ/カイロ 15日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡る協議が15日午後、カタールの首都ドーハで始まった。当局者が明らかにした。非公開の協議には、イスラエル情報機関モサドのバルネア長官、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官や米ホワイトハウスのブレット・マクガーク中東政策調整官らが出席する。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、協議が正式に始まったことを確認。ただ、15日中に合意に達する可能性は低く、16日も継続される可能性が高いとの見方を示した。
協議について説明を受けた別の当局者は、交渉はドーハの夜まで続けられ、参加者全員が16日も会合を続ける予定だと述べた。
パレスチナのイスラム組織ハマスは、この日の協議には参加しなかった。
イスラエルとハマスは互いに相手を非難しているが、どちらも合意の可能性を否定していない。
イスラエルの交渉チーム関係者は14日、ネタニヤフ首相がいくつかの重要な争点に関して大幅な裁量権を認めたと述べた。
カービー戦略広報調整官は、交渉担当者らは溝を埋め枠組みで合意することに集中しており、双方が「大枠で受け入れた」と述べた。また、「残っている障害は克服できる。このプロセスを終わらせなければならない。今日は明るいスタートだ」と楽観的な見通しを示した。
しかし、交渉団がカタールに到着した後も、ガザでは戦闘が続いている。イスラエル軍はこの日もガザ最南部ラファやハンユニスを攻撃した。
ガザの保健当局は域内の民間人死者数が4万人を超えたと発表した。
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