オープンＡＩがアシスタント機能導入、アマゾンやアップルに対抗

１月１４日、米オープンＡＩは生成ＡＩ（人工知能）「チャットＧＰＴ」に「Ｔａｓｋｓ」と呼ぶアシスタントのような機能のベータ版を導入すると発表した。写真は同社のロゴ。２０２４年３月撮影（２０２５年　ロイター/Dado Ruvic）

[１４日 ロイター] - 米オープンＡＩは１４日、生成ＡＩ（人工知能）「チャットＧＰＴ」に「Ｔａｓｋｓ」と呼ぶアシスタントのような機能のベータ版を導入すると発表した。アップルの「Ｓｉｒｉ（シリ）」やアマゾン・ドット・コムの「Ａｌｅｘａ（アレクサ）」に対抗する。

新機能では１回限りのリマインダーや定期的な作業など、将来のタスク実行を要請できる。対話の内容に基づき、チャットＧＰＴがタスクを提案することも可能で、ユーザーは受け入れるか拒否するかを選択できる。

ベータ版は世界各地のチャットＧＰＴ「Ｐｌｕｓ」、「Ｔｅａｍ」、「Ｐｒｏ」ユーザーを対象に、まずウェブで数日内に導入する。

バーチャルアシスタント分野ではアマゾンがアレクサに生成ＡＩ機能を追加し、アップルもシリに「アップル・インテリジェンス」技術を導入している。