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ソフトバンクG、TモバイルUS株の資金化を検討

ロイター / 2020年6月16日 11時46分

  6月16日、ソフトバンクグループ(SBG)は、保有する米携帯電話サービス大手TモバイルUS株式の資金化に向けた取引の検討を開始したと発表した。写真は都内で2016年6月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 16日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>は16日、保有する米携帯電話サービス大手TモバイルUS 株式の資金化に向けた取引の検討を開始したと発表した。相手先には支配株主である独通信大手ドイツテレコム も含まれ、両社は協議を継続している。

SBGは私募や公募による売却のほか、デリバティブやヘッジ取引などの取引を検討している。同社は3月、4.5兆円の資産売却を通じて資金を調達し、計2.5兆円を自社株買いや債務圧縮、手元資金に充てる方針を示しており、その一環と位置付ける。Tモバイル株式の価格やその流動性、市場・経済環境などを考慮し、結果として取引が実施されない可能性もあるとしている。

Tモバイル株を通じた資金化の動きについて、SBI証券の森行眞司シニアアナリストは「ノーサプライズ」と指摘する。一方、通信子会社ソフトバンク<9434.T>株式については「追加売却に対する警戒感は緩和していくのではないか」とみている。

SBGは4.5兆円の資産売却計画の一環として、これまでに中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング <0BABA.K>株式の一部先渡売買契約や通信子会社ソフトバンク株の一部売却を通じて約1.5兆円の資金調達を実施。自社株取得枠は1兆円分を設定し、5000億円分の取得を終えた。

*内容を追加します。

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