豪中銀、利下げ検討は時期尚早 インフレ上昇リスクに注目=総裁
ロイター / 2024年8月16日 10時18分
8月16日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)のブロック総裁は、利下げを検討するのは時期尚早だとし、理事会はインフレの上振れリスクに引き続き注目していると述べた。シドニー中心部で2017年2月撮影(2024年 ロイター/Steven Saphore)
[シドニー 16日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のブロック総裁は16日、利下げを検討するのは時期尚早だとし、理事会はインフレの上振れリスクに引き続き注目していると述べた。
基調インフレ率は依然として高過ぎると指摘した。
中銀は雇用の伸びを維持しながらインフレ率を目標の2─3%に低下させるのに現在の政策が十分に制約的だと判断し、昨年11月以降、政策金利を4.35%に据え置いている。
ただ、前四半期に3.9%を記録した基調インフレ率は、2025年末までに2─3%の目標範囲に戻ると見込まれている。失業率は4.2%で推移しているものの、労働市場は依然として逼迫している。
ブロック氏は「もちろん状況は変化する可能性があり、見通しは不透明だ」と指摘。 「ただ、理事会が現在把握している情報に基づくと、近い将来金利を引き下げる状況になるとは予想していない」と説明した。
理事会は予測を誤る可能性を認識しているが、データに基づいて判断し、必要に応じて予測を調整することに尽力すると述べた。
市場では、中銀が年末までに利下げを行う可能性は75%と予想されている。
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