ウクライナ軍の越境攻撃、西側が計画に関与とプーチン氏側近
ロイター / 2024年8月16日 17時25分
8月16日、ロシアのプーチン大統領の側近、ニコライ・パトルシェフ氏(写真)は、ウクライナ軍がロシア西部クルスク州に越境攻撃を行ったことについて、攻撃計画の策定に西側とNATOが直接関与していたと主張した。ロシア紙イズベスチヤのインタビューで述べた。モスクワで2023年3月撮影。提供写真(2024年 ロイター/Sputnik/Pavel Bednyakov/Pool)
Guy Faulconbridge Olzhas Auyezov
[モスクワ 16日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領の側近、ニコライ・パトルシェフ氏は16日、ウクライナ軍がロシア西部クルスク州に越境攻撃を行ったことについて、攻撃計画の策定に西側と北大西洋条約機構(NATO)が直接関与していたと主張した。ロシア紙イズベスチヤのインタビューで述べた。
ウクライナ軍は今月6日、ウクライナと国境を接するロシア西部クルスク州に越境攻撃を仕掛けた。
ロシアとの直接対決を避けたい米国と西側諸国は、ウクライナは事前通告をしておらず、米国は関与していないと強調している。ただ、米英が供与した武器が攻撃に使用されたとみられる。
パトルシェフ氏は、関与していないとする西側の主張を一蹴。
「クルスク州での作戦は、NATOと西側の特殊部隊も加わって計画されたものだ。彼らの参加と直接的な支援がなければ、ウクライナがロシアの領土に踏み込むことはなかっただろう」と述べた。具体的な証拠は示さなかった。
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