1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

イラン最高指導者、核合意巡り「行動」要求 関係国が対応協議へ

ロイター / 2021年2月18日 4時47分

 イランの最高指導者ハメネイ師は2月17日、同国を巡る2015年核合意について、関係各国からの「言葉ではなく行動」を望むと表明した。提供写真(2021年 ロイター)

[ドバイ 17日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は17日、同国を巡る2015年核合意について、関係各国からの「言葉ではなく行動」を望むと表明した。

ハメネイ師はテレビ演説で「われわれは多くの立派な言葉や約束を聞いているが、それらは実際には破られ、反対の行動が取られてきた。言葉や約束は少しも良くない。今回、(われわれは望んでいるのは)他国からの行動のみであり、われわれも行動するだろう」と述べた。

バイデン大統領はこれまで、2018年にトランプ前政権が離脱した核合意について、まずイランが再び厳守すれば復帰する意向を示している。一方、イランは米国が最初に行動すべきだとしている。

イランはここ数カ月、核合意違反を加速させており、16日には国際原子力機関(IAEA)による未申告の核施設への抜き打ち査察が23日から停止されることも明らかになった。

フランス外務省によると、欧州の関係国と米国は18日にこうした問題について協議する予定だという。

IAEAのイラン特使は17日、グロッシ事務局長が20日にイランを訪れ、イラン側の方針を巡り話し合うと述べた。

ドイツのメルケル首相はこの日、ハメネイ師と電話会談を実施。首相報道官によると、核合意を再び完全に順守するよう呼び掛け、「今こそ信頼を醸成し、外交的な解決の可能性を高めるためプラスのシグナルを送る時だ」と伝えた。

*内容を追加しました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください