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糖尿病薬メトホルミン、父親服用と子どもの先天異常に関連なし=研究

ロイター / 2024年10月17日 11時55分

 10月16日、医学誌BMJは、糖尿病薬として広く処方されている「メトホルミン」を服用した男性の子どもに先天異常が出る懸念はないとの研究結果を掲載された。写真は血糖値の検査を受ける人。ブルガリアのソフィアにある医療センターで2012年11月撮影(2024 ロイター/Stoyan Nenov)

Nancy Lapid

[16日 ロイター] - 医学誌BMJは16日、糖尿病薬として広く処方されている「メトホルミン」を服用した男性の子どもに先天異常が出る懸念はないとの研究結果を掲載された。

研究はノルウェーと台湾で300万件を超える妊娠を追跡。その結果、精子の発達期である受精前3カ月間に父親がメトホルミンを使用したことと先天異常との間に関連性は見つからなかった。

メトホルミンは比較的安価なジェネリック医薬品(後発医薬品)で、糖尿病で多い2型の患者にまず処方されることが多いが、2022年に発表された研究で、父親がメトホルミンを服用している男児の先天異常リスクは1.4倍高くなると指摘された。

英マンチェスター大学の男性生殖保健問題の専門家アラン・ペイシー博士は、ノルウェーと台湾という2つの異なる集団のデータを使用したことで最新の研究結果が強化されたと指摘。

また「今回の結果が22年の研究と対象的となったのは、単純にデータの品質の差が原因と思われる」と述べた。同氏はどちらの研究にもかかわっていない。

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