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米財務長官候補、国債市場の監督維持強調 英企業通じた清算巡り

ロイター / 2025年1月17日 10時1分

トランプ次期米大統領が財務長官に指名したスコット・ベッセント氏は1月16日、上院財政委員会で開かれた指名承認公聴会で、米国は米国債市場の監督を維持すべきと強調した。同日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ニューヨーク 16日 ロイター] - トランプ次期米大統領が財務長官に指名したスコット・ベッセント氏は16日、上院財政委員会で開かれた指名承認公聴会で、米国は米国債市場の監督を維持すべきと強調した。実業家のハワード・ラトニック氏が打ち出した、英企業を通じて米国債先物を清算する計画に関する発言。

ラトニック氏が所有するBGCグループは昨年、「FMX先物取引所」を立ち上げ、今年第1・四半期には米国債先物を追加する予定になっている。FMX先物取引所がLSEG(ロンドン証券取引所グループ)傘下のロンドン・クリアリング・ハウス(LCH)と提携していることから、一部の米議員の間では、米国が一部の米国債取引に対する管理・監督を失う可能性があるとの懸念が広がっている。

ジョン・コーニン議員は公聴会で「米国債先物をロンドン・クリアリング・ハウスで清算する計画」が金融の安定に影響を及ぼす可能性があるかどうか質問。これに対してベッセント氏は、米国債市場に関する権限は米国に残すべきと回答し、この問題について調査すると述べた。

ラトニック氏は、トランプ氏が商務長官候補に指名している。

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