トランプ氏「ウクライナ存続は米にとって重要」、姿勢変化示唆
ロイター / 2024年4月19日 7時31分
4月18日、米大統領選の共和党候補指名が確実なトランプ前大統領は、ウクライナの存続は米国にとって重要との見方を示した。写真はニューヨークのトランプタワーで、ポーランドのドゥダ大統領(写真右)に挨拶するトランプ氏。17日撮影(2024年 ロイター/David 'Dee' Delgado)
[ワシントン 18日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名が確実なトランプ前大統領は18日、ウクライナの存続は米国にとって重要との見方を示した。約610億ドルのウクライナ支援を含む法案の米下院での採決を数日後に控える中、これまで支援法案を支持してこなかった姿勢を変化させた可能性がある。
今回の投稿は、ウクライナの存続が米国の重要な安全保障上の利益であることをトランプ氏が初めて認めた発言の1つとみられる。
トランプ氏は「なぜ欧州は(支援を)心底必要としている国を助けるために、米国から投入された資金に匹敵する額を提供できないのか?」とし、「誰もが同意するように、ウクライナの存続と強さは、われわれよりも欧州にとってはるかに重要であるはずだが、われわれにとっても重要だ!」とした。
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