トランプ氏が11人恩赦、元イリノイ州知事やジャンク債の元帝王
ロイター / 2020年2月19日 13時56分
<description role="descRole:caption"> 2月18日、トランプ米大統領は、汚職事件で服役中のロッド・ブラゴジェビッチ元イリノイ州知事(写真)や、ウォール街でかつて「ジャンク債の帝王」の異名を取ったマイケル・ミルケン氏ら、計11人に恩赦を与えた。写真はシカゴ で2012年3月撮影(2020年 ロイター/Jeff Haynes) </description>
[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、汚職事件で服役中のロッド・ブラゴジェビッチ元イリノイ州知事や、ウォール街でかつて「ジャンク債の帝王」の異名を取ったマイケル・ミルケン氏ら、計11人に恩赦を与えた。
ミルケン氏ら7人は赦免され、ブラゴジェビッチ氏ら4人は減刑された。
ブラゴジェビッチ氏は民主党だが、2008年の米大統領選でオバマ氏勝利を受けて空席となったイリノイ州上院議員の指名を巡る賄賂要求などで禁錮14年の刑を受け12年から服役中。服役前にトランプ氏のテレビ番組に出演していた。トランプ氏は同氏の刑について「途方もなく重く、とんでもない」とコメントした。
ミルケン氏は1989年にインサイダー取引容疑で起訴され、証券法違反の罪状を認めて11億ドルを支払った上で約2年服役し、現在は出所した状態。同氏が率いるシンクタンクには毎年大富豪らが集い、ファンドマネジャーらが投資勧誘のため訪れることで知られる。
このほか、トランプ氏の顧問弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長の盟友であるバーナード・ケリク元ニューヨ-ク市警本部長も恩赦の対象となった。カジノ認可を巡る贈賄で有罪になった米プロフットボールNFLのサンフランシスコ・フォーティーナイナーズ(49ers)元オーナーのエディー・デバルトロ氏も含まれる。
*内容を追加しました。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1焦点:少年院でギャングが勧誘、スウェーデンで増える銃犯罪
ロイター / 2024年6月30日 7時54分
-
2北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会が金正恩総書記の生母・高容姫氏の記録映画や映像の破棄を命令 日本生まれの出自を懸念か
NEWSポストセブン / 2024年6月30日 7時15分
-
3蘇州の邦人切り付け、無差別か 中国人男、社会に不満も
共同通信 / 2024年6月30日 16時21分
-
4ロシア、短・中距離核ミサイルの生産再開へ プーチン氏が表明 米国への対抗と主張
産経ニュース / 2024年6月29日 20時30分
-
5米大統領選挙撤退を否定するバイデン氏、最終判断は夫人の意向が影響か…民主党内から候補差しかえ論も
読売新聞 / 2024年6月30日 20時34分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください