ボリビア大統領選、モラレス氏後継の左派候補が優勢
ロイター / 2020年10月19日 17時29分
南米ボリビアで18日実施された大統領選挙は、モラレス前大統領が選んだ左派候補、社会主義運動(MAS)のアルセ元経済・財務相(写真)が優勢となっている。19日、ボリビアのラパスで撮影(2020年 ロイター/Ueslei Marcelino)
[ラパス 19日 ロイター] - 南米ボリビアで18日実施された大統領選挙は、モラレス前大統領が選んだ左派候補、社会主義運動(MAS)のアルセ元経済・財務相が優勢となっている。
現地時間19日午前0時ごろにテレビ局が伝えた、選挙調査会社Ciesmoriの集計速報によると、アルセ氏は有効投票の52.4%を獲得。中道のメサ元大統領の31.4%を約20%ポイント上回っている。
公式の開票作業は全体の5%しか進んでおらず、出口調査の結果も遅れている。勝者は40%を得票し、2位候補に10%ポイントの差をつける必要がある。
モラレス氏はブエノスアイレスで会見し「これまでに分かっている情報すべてが、社会主義運動の勝利を示唆している」と述べた。モラレス氏は、選挙戦中アルセ陣営に細かく助言していた。
アルセ氏は、19日未明に首都ラパスで会見し、勝利宣言はしなかったものの勝利に自信を示した。
保守派のアニェス暫定大統領は、アルセ氏が当選したもようだと述べた。
正式にアルセ氏の当選が確定すれば、保守派にとっては打撃で、モラレス氏のイメージが高まる。モラレス氏は昨年の大統領選挙の不正疑惑で辞任し、現在はアルゼンチンで生活している。
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