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米新規失業保険申請、1.2万件減の21.9万件 4カ月ぶりの低水準

ロイター / 2024年9月20日 0時19分

米労働省が19日発表した9月14日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万2000件減の21万9000件と、エコノミスト予想(23万件)に反して減少した。2023年1月撮影(2024年 ロイター/Brian Snyder)

Lucia Mutikani

[ワシントン 19日 ロイター] - 米労働省が19日発表した9月14日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万2000件減の21万9000件と4カ月ぶりの低水準となった。エコノミスト予想(23万件)に反して減少した。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクスの主任エコノミスト、カール・ワインバーグ氏は「この数字は、昨日の連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が伝えたメッセージを裏付けるものだ」と指摘。「労働市場は軟化しているものの、景気後退(リセッション)時にみられるような崩壊には至っていない」と述べた。

季節調整前の申請件数は6436件増の18万4845件となった。カリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州で顕著に増加した一方、マサチューセッツ州では2055件減少した。

今回のデータは9月の雇用統計の調査期間と重なっている。  

9月7日までの1週間の継続受給件数は1万4000件減の182万9000件と、6月初旬以来の低水準となった。

継続申請件数は7月に記録した2年半ぶりの高水準から減少基調にある。

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