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アップル、AI機能巡りテンセント・バイトダンスと協議=情報筋

ロイター / 2024年12月19日 14時50分

 12月19日、米アップルが中国での人工知能(AI)機能の導入を巡り、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)および、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」親会社の字節跳動(バイトダンス)と協議していることが3人の関係者の話で分かった。写真は上海で2023年9月撮影(2024年 ロイター/Aly Song)

Liam Mo Brenda Goh

[北京 19日 ロイター] - 米アップルが中国での人工知能(AI)機能の導入を巡り、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)および、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」親会社の字節跳動(バイトダンス)と協議していることが3人の関係者の話で分かった。

中国で販売される「iPhone」への両社のAIモデル搭載について検討しているという。ただ協議はまだ初期段階にある。

アップルは今月、iPhoneなどで、米オープンAIが開発した対話型AI「チャットGPT」の機能の提供を開始した。

しかし、チャットGPTは中国では利用できず、同国の規制要件では生成AIサービスは一般公開前に政府の承認を得ることが義務付けられており、アップルはAI機能で現地パートナーとの提携を余儀なくされている。

バイトダンスはコメントを控えた。アップルとテンセントはコメント要請に現時点で応じていない。

アップルは中国検索エンジン大手の百度(バイドゥ)のAIモデル利用について協議しているとも報じられているが、ニュースサイト「ジ・インフォメーション」は今月、AIモデルの訓練にiPhoneのユーザーデータを使用することなど技術的な問題を巡り、協議が行き詰まったと報じた。

百度はコメント要請に応じなかった。

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