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X(旧ツイッター)に不満あるけど結局使ってる 離れられない理由は?「Bluesky」は対抗馬になり得る?

J-CASTニュース / 2024年2月20日 19時0分

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「X」「Threads」「Mastodon」など各種SNSがある

イーロン・マスク氏が2022年に買収したツイッター(現X)。インプレッション(閲覧数)を稼ぐ投稿が激増するなど、「改悪」への不信感を募らせる声が、ユーザーから上がっている。

しかし、Xに比較的似ている「Threads」「Mastodon」よりも、いまだ人気は根強い。他のSNSに登録したユーザーが「結局ツイッターなんだよな」と、Xに戻る事例もみられる。決定的なX離れが起きていない背景を、ITジャーナリストの井上トシユキ氏に聞いた。

過去の投稿が「資産」となっている

「Threads」は、米SNS大手メタ社が2023年7月にリリースしたSNSだ。当初はXの対抗馬になるのではないかと、複数メディアでも取り上げられていた。「Mastodon」も同様に注目を集めた。

それでも、多くのユーザーはXを使い続ける。井上氏は、次の2点を理由に挙げた。

(1)フォローやフォロワー、過去の投稿などのSNS上の資産がある。
(2)ユーザーの好みに応じたニュースが流れてくる。

一方、Xが他のSNSより優れているわけではないとも述べる。それでも、「ユーザーが(Xの)プラットフォーム上で蓄積した、一種の体験や残されたコメントといった資産が、やっぱり魅力なのでしょう」。

旧ツイッターの共同創業者が立ち上げた

ただ、Xがこのまま安泰とは限らない。井上氏は、2024年2月初旬に招待制が廃止されたSNS「Bluesky」は、Xの対抗馬になる可能性が大きいと述べる。

Blueskyは、旧ツイッターの共同創業者ジャック・ドーシー氏が2019年に立ち上げた。「旧ツイッターとほとんど同じUI(ユーザーインターフェース)です。基本的な機能もほぼ同じ。恐らく、移動した際の違和感がない」と説明する。

「Xでみられるようなインプレッション稼ぎの投稿もないため、かつてのツイッターのように『安心してコニュニケーションが出来ます』と、Bluesky側が誘導しているように見えます」

今後、Blueskyを著名人が利用するようになれば、X上の「コミュニティ」が一斉にBlueskyに移る可能性があると説明する。

とは言え、Blueskyは招待制をやめたばかりで、実際に体験したユーザーが多くない。Xと勝負するには、利用者の大幅拡大が必須だろう。そのうえで、多くの利用者がXより良いと判断すれば「ユーザー大移動」が起こるかもしれないが、果たして――。

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