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【建設業2024年問題】現場では、施工管理ツール使う26.1%の調査結果 業務改善あまり進まず

J-CAST会社ウォッチ / 2024年3月30日 21時45分

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建設業2024年問題には業務効率化が欠かせない

建設業界に特化した人材サービスを展開するウィルオブ・コンストラクションは2024年3月22日に、建設現場で勤務する10代~60代の技術者を対象にした「建設現場のデジタル活用実態調査」の結果を発表した。

施工管理ツールの活用、81.2%は業務効率化を実感

調査でははじめに、就業先の現場で業務をサポートする施工管理ツールを使っているのかを質問。「はい」と答えた回答者は26.1%、「いいえ」は73.9%という結果が出た。

また、「はい」と答えた回答者のうち、施工管理ツールの利用は業務効率化や工数削減につながっていると感じているかについて質問すると、「感じる」が33.0%、「やや感じる」が48.2%、「やや感じない」は17.9%、「感じない」は0.9%となった。

施工管理ツールの利用によって、効率化につながっている実感のある人は81.2%ということになる。

「BIM/CIMを導入している現場」12.2%

また、「就業先の現場で、電話・メール以外にチャットでの連絡・コミュニケーションを行なっていますか」と聞くと、「はい」は67.1%で過半数を超えた。「いいえ」は32.9%に留まった。

最後に、「就業先の現場ではBIM/CIMを導入しているか」と質問した。

「BIM/CIM(ビムシム)」とは、計画、調査、設計段階から3次元モデルを導入することによって、事業全体にわたる関係者間の情報共有を容易にし、一連の建設生産・管理システムの効率化・高度化を図る取り組みのこと。

今回の調査によると、「はい」と答えた人は12.2%、「いいえ」が87.8%。建設現場におけるBIM/CIMの導入率はまだ低かった。導入ハードルの改善が必要な状況のようだ。

なお、この調査は2024年2月22日から29日まで、オンライン上でのアンケート調査を実施。建設現場で勤務する10代~60代の技術者から、444件の回答を得た。

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