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遊戯王レアカード取り出すか、「金」候補ライルズのパリでのパフォーマンスに注目…コナミ「ファンと一緒に応援」

読売新聞 / 2024年8月4日 18時5分

「かめはめ波」のポーズを取るノア・ライルズ(2023年8月撮影)

 パリオリンピック陸上男子の短距離種目に、アメリカ代表としてノア・ライルズ(27)が出場する。200メートルなどの金メダル候補だが、日本の漫画とアニメを愛していることでも有名だ。今年6月には「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」のレアカードを懐から取り出すパフォーマンスで話題になった。パリでは何をしてくれるのか。世界中の「デュエリスト」(決闘者)が、注目している。

世界最速「デュエリスト」

 ライルズは、200メートルで歴代世界3位の19秒31の記録を持ち、2023年の世界陸上では100メートルと200メートルで優勝。今大会も、100メートルと200メートル、400メートルリレーに出場する予定だ。

 その速さとともに話題になっているのが、テレビ中継の競技前の選手紹介の時に、自身の懐から「遊☆戯☆王カード」を取り出し、見せびらかすパフォーマンスだ。

 今年の6月に行われたオリンピック選考会の100メートル予選では、「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」を取り出し、準決勝では「封印されしエグゾディア」を見せびらかした。このカードは、両手足の4枚とともに手札にそろえると、その時点でゲームに勝つという効果を持っている。そんなエグゾディアを取り出したライルズは、準決勝で9秒80というタイムで通過。決勝も9秒83で優勝し、まさにカードの効果通りに試合を決めた。

遊戯王カードとは

 遊戯王カードは、1996年から週刊少年ジャンプで連載された高橋和希さんの人気漫画「遊☆戯☆王」をモデルにしたカードゲームだ。カードを製作・販売しているコナミデジタルエンタテインメント(東京)によると、1999年に発売され、現在では日本・北米・欧州を中心とした75カ国・地域、9言語で親しまれている。日本でも、頻繁に大会も開かれている。そして、プレーヤーのことは「デュエリスト」と呼ばれている。

パリでのパフォーマンスは?

 カードを製作・販売しているコナミデジタルエンタテインメントにも、このパフォーマンスは伝わっている。

 同社の担当者は「『遊戯王カードゲーム』への愛に溢れたパフォーマンスを拝見し、大変うれしく思うと同時に誇らしく感じています。世界中の『遊戯王カードゲーム』ファンの皆さんと一緒にノア・ライルズ選手を応援したいと思います」と話す。

 しかし、アメリカのスポーツメディアによると、遊戯王カードを取り出すことは今後はしないという報道もある。ただ、ライルズは、2023年の世界陸上で「ドラゴンボール」に登場する「かめはめ波」を見せるなど、パフォーマンスのバリエーションは豊かだ。パリ大会ではどう楽しませてくれるのか。記録とともに、楽しみだ。(デジタル編集部)

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