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陸上男子走り幅跳びの王者マルクス・レームが4連覇、五輪選手と「いずれ手合わせをしたい」

読売新聞 / 2024年9月5日 11時44分

男子走り幅跳びでパラリンピック4連覇を達成したマルクス・レーム(4日)=須藤菜々子撮影

 【パリ=読売取材団】第17回夏季パラリンピック・パリ大会は第8日の4日、陸上男子走り幅跳び(義足T64)決勝で、マルクス・レーム(独)がパラリンピック4連覇を果たした。記録は8メートル13と、昨年更新した自身の世界記録8メートル72には及ばず、「少し残念。でも、2012年ロンドン大会からここまで連覇を果たせたことを誇りに思う」。

 実はレームが狙っていたのは、パリ五輪優勝記録の8メートル48を上回ること。「そうすればパラリンピックの競技レベルの高さを印象づけられる。驚異的な跳躍を見るには、五輪だけじゃなくてパラリンピックに来ればいいのだと」

 五輪の門戸をたたいたものの、出場資格を得られなかった過去がある。「(五輪優勝者と)いずれ手合わせをしたい。そんな勝負が、障害の有無を超えた社会のあり方を示すことにもなる」。パリ大会開会式で、聖火を掲げる象徴的な役割を果たした王者。その視線は、社会の矛盾と真の公平さを見据えている。(結城和香子)

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