４万本の幻想的なコキア、青・黄・赤などにライトアップ…茨城・国営ひたち海浜公園

ライトアップで彩られた国営ひたち海浜公園のコキア（２７日、ひたちなか市で）＝菅彩織理撮影

　国営ひたち海浜公園（茨城県ひたちなか市）で２７日夜、コキアのライトアップがスタートし、丘の斜面に広がる４万本のコキアが幻想的に照らし出された。

　会場となるエリア「みはらしの丘」に植え付けたコキアは昨年より７０００本多く、過去最多となった。ライトアップの今年のテーマは「架け橋」で、同公園を平和の象徴として多くの人に楽しんでもらいたいという思いを込めたという。

　それぞれ５分前後の計５種類のプログラムがあり、それぞれの楽曲に合わせたＬＥＤ照明が、丸い形に生い茂ったコキアを青色や黄色、赤色などに染め上げる。ひたちなか市誕生３０年を記念した特別プログラムも１日２回投影する。

　ライトアップ営業は、１０月６日までの午後５時～９時半。入園料以外に観覧料（高校生以上１０００円、小中学生５００円）が必要。