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自衛隊パワハラ死亡訴訟、2審で賠償額30倍の6720万円…教官「お前のようなやつは殺してやりたいくらい」

読売新聞 / 2024年10月2日 20時37分

福岡高裁

 陸上自衛隊西部方面隊の男性陸士長(当時22歳)が教官らのパワーハラスメントが原因で自殺したとして、両親が国などに計約8100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が2日、福岡高裁であった。新谷晋司裁判長は「自殺は予見可能だった」として、国に計220万円の支払いを命じた1審・熊本地裁判決を変更し、賠償額を計約6720万円に増額した。

 判決によると、陸士長は2015年10月5~6日、当時長崎県にあった西部方面混成団第5陸曹教育隊で教官らから胸ぐらをつかまれたり、「お前のようなやつは殺してやりたいくらい」と暴言を吐かれたりした。陸士長は翌7日、隊舎内で自殺。18年、適応障害発症による自殺として公務災害認定を受けた。

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