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仙台の冬の風物詩「光のページェント」縮小開催…物価高で経費圧迫、電球数5万個減

読売新聞 / 2024年10月15日 8時37分

イルミネーションの中を歩く人たち(2022年12月撮影)

 仙台市の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が12月6~25日に定禅寺通(青葉区)で行われる。区間は西公園通から国分町通の約500メートルで、縮小開催した2021~23年と同規模となる。来場者数は昨年の実数より40万人少ない約160万人を見込む。

 実行委員会によると、今年のテーマは「未来あすへつなぐ光彩」。ケヤキ115本に約45万個のLED電球を取り付けて街を光で彩る。物価高による経費圧迫に加え、イベント規模の縮小によりスポンサー収入も減る見込みのため、電球数を昨年より約5万個減らす。

 市役所建て替え工事の影響で勾当台公園が使えないため、各種イベントは主に西公園で開く。西公園には城がモチーフのオブジェ「スターライト☆キャッスル」を設置。クリスマスマーケットは錦町公園で行う。

 実行委は資金難の打開策として、クラウドファンディング(CF)を実施。9月末までの1か月で221万8000円が集まったが、第1目標の1500万円には届かず、21~23年と同じ規模での開催を決めた。

 今後、返礼品付きのCFや街頭募金で運営資金を募る。実行委の丸山哲史委員長(45)は「今年も様々な世代に楽しんでほしい。この苦難を乗り越え、10年先、20年先もイベントを続けていきたい」と話している。

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