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公明・維新全面対決の大阪で火花…「自公の議席を1議席でも減らす」「負けるわけにいかない」

読売新聞 / 2024年10月15日 15時11分

衆院選

 能登半島地震の被災地や、政治資金収支報告書の不記載があった前議員が出馬する注目の選挙区などでは、各候補者が訴えを響かせた。

 日本維新の会はこれまで、公明党候補がいる大阪府と兵庫県の6小選挙区で候補擁立を見送ってきた。だが、今回はいずれの選挙区にも維新候補者を擁立し、全面対決の構図になった。

 6小選挙区の一つ、大阪3区では、維新新人で前参院議員の東徹候補が、大阪市住之江区での出発式で「自公の議席を1議席でも減らしていく」と声を上げた。

 公明前議員の佐藤茂樹候補は同市西成区での出陣式で「かつてないほど厳しい情勢だが、負けるわけにはいかない」と力を込めた。

 立憲民主党元議員の萩原仁候補は、同市住之江区で「景気や経済の低迷は政治の失敗だ」と政権を批判。

 共産党新人の渡部結候補は、同市住之江区で「市民の声や願いで動く政治に変える」と訴えた。

 大阪3区にはほかに、無所属新人の中条栄太郎候補が立候補した。

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