プレミア１２へ侍Ｊが事前合宿…初代表の清宮「チームを勝たせる打撃をしたい」

報道陣の取材に応じる「侍ジャパン」の井端監督（２９日）＝木佐貫冬星撮影

　１１月開幕の野球の国際大会「ラグザス　プレミア１２」に向けた日本代表「侍ジャパン」の事前合宿が２９日、宮崎市内で始まった。日本シリーズに出場中のソフトバンク、ＤｅＮＡ勢を除いた２４選手が参加。守備練習では各野手が複数のポジションでノックを受けるなど、本番を見据えて調整した。

　岡本和（巨人）ら４選手の故障による出場辞退に伴って選出された清宮（日本ハム）は、全体練習後も居残りで精力的にバットを振り込んだ。２０１９年のメキシコ代表との強化試合でメンバーに選ばれたが、右手有鉤骨（ゆうこうこつ）の骨折で辞退しており、代表参加は初めて。今季は規定打席未満ながら打率３割、１５本塁打をマークしており、「チームを勝たせる打撃をしたい」と意気込んだ。初選出の井上（巨人）は「任されたところで自分の役割を果たしたい」と語った。合宿は１１月６日まで行われる。