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吉本興業「SNSポリシー」策定 「改めて他者を敬いつつ表現する重要性を周知徹底」

J-CASTニュース / 2024年12月27日 14時0分

吉本興業「SNSポリシー」策定 「改めて他者を敬いつつ表現する重要性を周知徹底」

SNSポリシーを策定(画像はイメージ)

吉本興業ホールディングスが2024年12月26日、公式サイトで「すべての所属タレント及び社員を対象にSNSを使用する際のルールを定めた『吉本興業グループSNSポリシー』を策定」したと報告した。

2012年策定のポリシーを大幅加筆・修正

SNSポリシーの策定に際しては、SNSをめぐる環境の変化を受け「所属タレント及び社員の不用意・不適切な発信により関係者の皆様にご迷惑・ご心配をおかけする事態が生じる半面、所属タレント等に対する根拠のない誹謗中傷、名誉毀損、プライバシーの侵害といった事態も頻繁に起きています」と説明。

2012年に策定した「吉本興業グループソーシャルメディア・ポリシー」を大幅に加筆・修正し、「改めて他者を敬いつつ表現する重要性を周知徹底することにしました」という。

公式サイトに公開されたポリシーによると、新たに定められた基本行動方針は「自覚をもった行動」「特徴に対する理解」「業務に関連した利用」「非難・批判等への対応」「私的意見の明示」「炎上のリスク」「研修への参加」の7項目だ。

「差別的発言の禁止」「法令違反行為の禁止」も

禁止行為も定めており、国籍・人種・性別・出身地等その他あらゆる差別的な投稿等をすることを禁じる「差別的発言の禁止」、各法令に違反する投稿を禁じる「法令違反行為の禁止」をはじめ、「情報漏洩の禁止」、「当社の信用・価値を毀損させる行為の禁止」といった10項目のルールが並ぶ。

「飲酒や傷病等により、正常な判断能力を有しない、または、不十分な状態で投稿をすること」を禁じる「判断能力が欠如・不十分な状態での利用禁止」もある。

吉本興業は所属タレント・社員に自制を求める一方で、「所属タレント等への誹謗中傷、名誉毀損、プライバシーの侵害等に対しては、その内容に応じて、毅然とした対応・対策を講じてまいります」ともしている。

SNSポリシー内でも、「SNSを利用するにあたって、誹謗中傷、脅迫、プライバシーの侵害などの被害を受けた場合は、速やかに当社まで報告・相談するようにしてください。内容に応じて、警察やその他の外部専門機関と連携し、民事・刑事の両面にて必要な対応・対策を講じていきます」とした。

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