日向灘震源、南海トラフ地震臨時情報（調査中）発表…関連性について検討

気象庁

　１３日午後９時１９分頃に発生した日向灘を震源とするマグニチュード（Ｍ）６・９の地震について、気象庁は同日、「南海トラフ地震臨時情報（調査中）」を発表した。今回の地震が、南海トラフ地震につながる可能性があるのか、検討する。

　気象庁は、南海トラフ地震の想定震源域内でＭ６・８以上の地震などが発生した場合、「調査中」を発表する。有識者からなる評価検討会を開催し、Ｍ７以上だった場合は、南海トラフ地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっているとして、「巨大地震注意」に更新する。Ｍ８以上だった場合は「巨大地震警戒」となる。