1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

石川で製造する長野県民に人気の「ビタミンちくわ」、被災地支援の「フェア」開催

読売新聞 / 2025年1月14日 10時17分

「スープカレーgrasp」のちくわトッピング(長野県大町市まちづくり産業課提供)

 能登半島地震の被災地を支援しようと、長野県大町市内の15の飲食店が、水産加工メーカー「スギヨ」(石川県七尾市)の「ビタミンちくわ」を使ったメニューを提供する「信濃大町ビタミンちくわフェア」が開かれている。31日まで。

 ビタミンちくわは1952年に製造が始まり、生産量の7割が長野県内で消費されている。56~63年の黒部ダム建設の作業員がビタミンちくわ入りのカレーを食べていた縁もあり、同社は大町市内の小学校で食育に取り組んできた。

 ちくわの製造工場は地震で天井が崩落するなどし、5か月間製造中止に追い込まれた。今回のフェアは、約70年間にわたって長野県の食卓を支えてきたスギヨへの恩返しと被災地支援につなげようと、市が企画。市内の飲食店が協力し、おでんやパン、スープカレーなど、ビタミンちくわを活用したメニューを提供している。

 抽選で景品が当たるキャンペーンも行っており、フェアに参加した飲食店の店頭や、インスタグラムへの写真投稿を通じて応募できる。市まちづくり産業課の担当者は「長野とスギヨのつながりは強く、大町にもビタミンちくわが根付いている。今回のフェアのメニューも定着していけば」と話している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください