宮崎市など震度５弱、気象庁が注意呼びかけ

記者会見する気象庁の青木重樹・地震津波対策企画官（１３日午後１１時１８分、東京都港区で）＝須藤菜々子撮影

　宮崎市などで震度５弱を観測した日向灘を震源とする地震で、気象庁の青木重樹・地震津波対策企画官は１３日午後１１時１５分から記者会見した。高知県と宮崎県に津波注意報を発表しており、「津波が発生しており、海岸付近は危険。ただちに海岸から離れて」と述べた。

　また、同庁は、南海トラフ地震が起きる可能性が高まっているかどうかを検討する「南海トラフ地震臨時情報（調査中）」を発表しており、青木氏は「南海トラフ地震で被害が想定されている地域の方は、個々の状況に応じて身の安全を守る行動をとってほしい」と呼びかけた。