東京株式市場はほぼ全面安…日経平均株価、終値は３万８４７４円

東京証券取引所

　連休明け１４日の東京株式市場は、ほぼ全面安だった。日経平均株価（２２５種）の終値は、前週末比７１６円１０銭安の３万８４７４円３０銭だった。４営業日連続で値下がりした。

　米国で米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）による利下げへの観測が後退し、米長期金利が上昇した。金利上昇は、将来の成長が期待されて割高に評価されている銘柄の逆風になるため、米ハイテク株が下落した。

　東京市場はこの流れを引き継ぎ、日経平均への影響が大きい半導体関連株を中心に幅広い銘柄が値下がりした。米長期金利の上昇に伴い、国内の長期金利が上がっていることも株式相場の重しになった。

　東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は３１・５４ポイント低い２６８２・５８。