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ガザ停戦合意発表後にイスラエル軍が攻撃、77人死亡か…ハマスが警告「人質の解放が悲劇に変わる」

読売新聞 / 2025年1月17日 13時25分

16日、ガザ市でイスラエルの攻撃により破壊された家々=ロイター

 【エルサレム=浅野友美】パレスチナ自治区ガザの停戦合意を巡り、イスラム主義組織ハマスの軍事部門カッサム隊報道官は16日、合意が発表された後に、イスラエル軍が人質の拘束場所を攻撃したとして警告を発した。ガザではイスラエル軍の攻撃が続き、パレスチナ通信によると停戦合意の発表後に77人が死亡した。19日の停戦合意発効を前に、再び緊張が高まっている。

 カッサム隊は、攻撃を受けた地点を明らかにしていないが、停戦合意の第1段階で解放を予定している人質の女性のうちの一人が拘束されている場所だと主張し、「人質の解放が悲劇に変わる」と指摘した。

 イスラエル軍は16日、ガザ全域で前日から約50か所を攻撃したと発表した。ハマスなど「テロリスト」や軍事施設、武器庫などを標的にしたとしている。パレスチナ通信は16日、ガザの医療関係者の情報として、合意発表後にイスラエル軍の攻撃で死亡した住民は、子ども21人、女性25人を含む77人にのぼったと伝えた。

 イスラエル国防省は16日、19日の停戦合意の発効に向け、解放される人質や家族の支援準備に着手したと発表した。合意発効には閣議承認が必要だが、極右政党が合意に反対するなど状況は予断を許さない。

 一方、イエメンの反政府勢力フーシが運営するテレビ局アルマシラによると、フーシの指導者アブドルマリク師は16日、イスラエルが停戦合意を履行しない場合、ハマスへの軍事的な支援を継続する方針を表明した。

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